中小企業診断士試験 簿記検定との関連性

2017年9月26日


こんばんは。

そろそろ来年の一次試験に向けて各予備校も次年度目標コースがスタートされるのではないでしょうか。

今年から中小企業診断士を目指す方で

「財務会計が難しいって聞いた。簿記検定受かってるけorかじったことあるけど、どれぐらい関連があるのかな?」

という疑問の解消に繋がればと思いお話しさせていただきます。

中小企業診断士試験における簿記

中小企業診断士試験上、簿記が関わってくるのは

  1. 一次試験 財務会計
  2. 二次試験 事例4

になります。

一次試験 財務会計

大体、25問中10問が会計の問題になります。残りの15問はファイナンスになります。

10問の内容は、

  • 棚卸減耗損などの、決算整理仕訳
  • 正常営業循環基準などの、企業会計原則
  • BS PL SS CSなどの財務諸表の流れ
  • 簡単な原価計算
  • CVP
  • タックスシールド

がおおまかなものになります。お仕事で経理をされている方や用語を聞いて雰囲気がわかる方は、今の状態でも十分対応できると思います。逆に、

「BS?なにそれ?」

という方、勉強が必要です。

二次試験 事例4

一次試験と知識はほぼ変わりません。しかし、少し複雑で総合的な問題が出題されます。

例えばキャッシュフロー計算書

  • 一次試験 平成27年度 第9問
  • 二次試験 平成28年度 事例Ⅳ 第2問 設問1

を比較してみてください。

一次試験では知識を問うレベルだったのに対して、二次試験ではキャッシュフロー計算書を作ることを要求されます。

日商簿記2級レベルの能力があると有利

決算整理仕訳や原価計算は日商簿記2級の範囲ですので、合格できる能力があると有利と言えます。ただし、キャッシュフロー計算書は日商簿記2級の範囲外のため、別途勉強が必要になります。

財務諸表の流れをつかめているとベター

あくまでイメージですが、下記表のように「起業から決算まで」を通して、BS PL SS がどのようにつながっていくか理解していると、たまーに出てくる応用的な問題に対応できる力が身に付きます。

起業する 現金 100円 資本金 100円
仕入れる 仕入 50円 現金 50円
販売する 売掛金 100円 売上 100円
決算だ 当期純利益 30円 繰越利益剰余金 30円

 

先に日商簿記2級を勉強してから中小企業診断士を目指す?

「じゃあ、簿記2級を先に勉強しようかな。」

「診断士試験勉強と並行して、簿記2級の合格を狙おう。」

などと、考えられるかもしれません。

しかし、ストレートを目指すならあまりお勧めしません。

合格基準60点をとれればいいのですから、ファイナンス分野の15問を確実に解けるようにしたほうが効率が良いです。あとは診断士系のテキスト範囲にのってる論点だけを押さえておけば、会計分野10問を全部正解は難しくても数問は正解できるはずです。

「でも、不安で・・・。」

気持ちはすごくわかりますが、ファイナンス分野も同等以上にハードです。ぜひ割り切って計画を立てられることをおすすめいたします。

ちなみに、私なりの勉強スタイルを昔書きましたので、ご参考までにどうぞ

 

余談 私が簿記2級に合格したときの勉強量

私が簿記2級に合格したのは数年前ですが、下記の書籍ぐらいはやりました。ご参考までにどうぞ。

 

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